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  • 2024年4月 9日
  • 教職員の活動

本学教員がアフリカのろう者スポーツの現状を視察

EALAのSankok議員と大杉教授

左からWADSU会長、ナイジェリアスポーツ開発大臣、大杉教授、ナイジェリアろう者スポーツ連盟会長

全日本ろうあ連盟がスポーツ庁より受託した令和5年度「スポーツ国際展開基盤形成事業」にて、本学の大杉豊教授(国際ろう者スポーツ委員会副会長)が、2024年3月18日 月曜日から26日 火曜日までナイロビ(ケニア)とアブジャ(ナイジェリア)を訪問しました。

ナイロビでは、デフリンピック等に多くの選手を派遣しているケニアろう者スポーツ連盟の活動状況を調査し、東アフリカ立法議会(EALA)のDavid Ole Sankok 議員との面談で東アフリカ諸国のろう者スポーツ認知の向上について意見交換を行いました。アブジャでは、西アフリカろう者スポーツ連合(WADSU)加盟国のナイジェリア、トーゴ、ニジェールのろう者スポーツ団体代表とろう者スポーツの発展について情報・意見交換を行うとともに、ナイジェリア全国障害者委員会委員長、ナイジェリアスポーツ開発省John Owan Enoh大臣との面談で同国のろう者スポーツへの支援のあり方について意見交換を行いました。

アフリカ諸国でもろう者スポーツへの認知が促進され、東京2025デフリンピックにより多くの選手が参加できるよう、今後も各国に働きかけていきます。

写真左は、EALAのSankok議員と大杉、写真右は、左からWADSU会長、ナイジェリアスポーツ開発大臣、大杉、ナイジェリアろう者スポーツ連盟会長です。

<関連リンク> スポーツ庁「スポーツ国際展開基盤形成事業」のページ

(障害者高等教育研究支援センター 中島 幸則/2024年4月9日)